ボウリングでアベレージ200を超えるコツはコントロールをつけるようにすることです。
基本的にボウリングはコントロールの競技であって、スピードを競うモノではありませんし、回転力を競うモノでもありません。
これはボウリングの特典の計算方法を考えればよくわかることです。
これが単なる倒したピンの数を競うという単純なものであれば、別にこれはパワーの競技というように言っても良いかも知れません。
ですが、スペアという考え方があって、ストライクを続けるというような得点のボーナス制を考えているという時点でこれはコントロールを重視した得点システムになっているという事が分かります。
スペアは全てのピンを倒すという事で出来るわけですから、一本でも残してしまうとスペアを獲得することは出来ないシステムになっているのです。
これはある意味では罰金システムというように考えた方が分かりやすいかもしれません。
スペアなりストライクなりで全部のピンを倒したということになれば、これは当然としての特典が入るようになり、これをしくじると減点されるということになるというシステムと考えることが出来るでしょう。
そして、この原点がトータルで100点を超えると200のスコアを切ってしまうという事になるというわけで、300点満点という事を考えると200点はなんと3分の1も減点されてしまったスコアという事になるわけですが、ここで考える必要があるのはこの減点された100点の内容という事です。
何とボウリングではストライクの後にガーターを出してしまうと10点しか入りませんから、これをずっと続けるとトータルは100点しか入らないということになってしまうわけです。
つまり、300点のうち、実際に倒したピンの数というのは100点分だけで、残りはボーナスポイントということになり、このボーナスポイントはなんと実際に倒したピンの数の2倍も含まれているという事が分かります。
という事は、このボーナスをいかに効率よく獲得していく事が大切なのかという事がこの数字を見れば分かるでしよう。
ボウリングはピンを倒すというゲーム以上にボーナスの得点を獲得する競技だという事が証明されているのがこの数字を見れば良く分かります。
このボーナスは全て正確性という要素が入っているモノになっているのが特徴的なところです。
どんなに凄いスピードボールでも10本並んだピンの真ん中にあたらなければストライクになる可能性はほとんどありませんし、スペアの時になれば、残っている数少ないピンに当てなければピンを全て倒せることにはなりません。
ですから、まずコントロールを重視して投げるという事をするのが、ボーリングで200を超えるようにするコツという事が分かります。
スペアがほぼ獲得できるということになれば、後は偶然にストライクが続くという事を願っていれば、それで200を超えることが出来るようになるというわけです。
その為には基本的には最初はとにかくヘッドピンという真ん中のピンにあたるという事を考えて投げるという事をすればいいでしょう。
プロであれば当て方や回転なども気にする事になりますが、別に素人であればそのような事を気にする必要もありません。
そこまで繊細な正確性を身につけているわけではないでしょうから、真ん中に当たるようにひたすら正確性を重視して投げるようにします。
コツは出来るだけレーンに入って手を伸ばすようにして投げるというようにする事で、正確に当たるようになっていきます。
その為には出来るだけ軽い球を使用するという事も考えるといいでしょう。重たい球では正確性をつけることも難しくなってしまいます。
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