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ボウリングボールの廃棄処分方法!どうやって捨てる?

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ボウリングボールは投球を行うと強い力でレーンやピンに衝突し、その後はベルトコンベアを通ってボールリターンまで運ばれて来ますが、特に夏場は熱や湿気が多くモーターが常に動き続けているボールリターンの機構の内部はとてつもない熱が篭っています。

そんな常に過酷な条件に晒されるボウリングボールはポリウレタン素材で作られており一定の強度は保証されているものの、いずれは欠けたり割れたりする他にもレーンに塗布されているオイルが少なからず影響を及ぼし、表面のコーティングが劣化してベタベタするところまで至るとほぼ修復は不可能で、手にした時に不快感を覚えるだけではなく投球時に繊細なコントロールができなくなってしまいます。

プロの方であれば100ゲーム程度使用したら寿命を迎えると言われており、特に目視できる損傷や劣化が無くても思うようにコントロールできなくなれば新品と交換する判断をする時期ですが、アマチュアの方であれば欠けや割れ、表面のベタつきなどが著しく気になるまで使い続ける方がほとんどです。

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そこで気になるのが、ボウリングボールの処分方法で多くのユーザーが頭を悩ませる問題です。

ボウリングボールはポリウレタン素材で作られていますが、廃棄処分する場合は自治体によって取り扱いが異なるため、自治体の公式ホームページで調べたり問い合わせをするのが確実です。

多くの自治体ではボウリングボールは「燃えないゴミ」または「燃やせないゴミ」のカテゴリーに入り、決められた曜日に出せば自治体の職員や業務委託された事業者によって回収が行われますが、一部の自治体には有毒ガスの漏出を防ぐ特殊なフィルターを完備しプラスチックやポリウレタンなどの樹脂の焼却に対応した焼却場を持っているケースもあり、こちらでは「燃やせるゴミ」で出せる場合があります。

さらに一部の自治体では「リサイクルゴミ」の扱いとなり、回収されると粉々に砕いてチップにしてから再びポリウレタン製品の原材料に利用されたり、精製された後に工場や火力発電所などで機械を動かす燃料として利用されるケースもあります。

著しい損傷が無かった場合はボーリング専門店やスポーツ用品店、リサイクルショップなどに引き取ってもらうのも良い方法です。

クリーニングをすることで綺麗にできる状態であったり、表面を再加工してよみがえらせることができる状態であれば中古品として店頭に並べられます。

また、中古品とすることが難しい場合は買い取ったショップから加工品の原材料などに回される場合もあり、ショップによって商品として取り扱える場合は買取をしてもらって臨時収入を得ることができますが、場合によっては引き取り手数料が発生することもあります。

どこにゴミとして出したりリサイクルで引取りをしてもらえるのか分からない場合は、廃品回収業者に相談する方法があります。

廃品回収業者もさまざまな業態がありますが、自治体の指定業者であれば回収後の処分方法は自治体が定める規定に則って行われるので安心です。

電話一本で自宅まで訪問して回収してもらい、こちらも買取をしてもらえるケースや無料で回収してもらえるケース、有料で回収してもらうケースがあります。

万が一不法投棄をした場合には1000万円以下の罰金または5年以下の懲役という厳しい処罰が下されます。

一般的なゴミのように処分方法にボウリングボールそのものが明確に示されていないケースも多いことから、曖昧なまま自己判断で処分を行う方も少なくありませんが、たとえ悪気が無かったとしても知らず知らずにうちにルール違反を犯してしまうことが無いように細心の注意を払うことが大切です。

これまで楽しませてもらったボールに感謝をしつつ、法令や自治体が定める条例、廃品回収のルール、マナーをしっかり守って適切に廃棄処分やリサイクルを行いたいところです。

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