ボウリングの球種の中でいちばん腕に負担をかけずに自然なフォームで投げることができるのがフックボールです。
これからスコアアップを目指したいが、我流で投げているというあなた!
ボウリングで始めに覚えるべき基本のフォームがこのフックボールです。
フックをキレイに投げることができるようになれば、周りから初心者には見えなくなるでしょう。
そこで今回はフックボールの投球時の立ち位置や持ち方、投げ方のコツを紹介しています!
ボウリング豆知識!フックとカーブは別物!?
【フック】
ボールの軌道として、はじめはレーンをまっすぐに進みピンに近づくにつれて左に曲がってピンに食い込んでいくボールとなります。
ボールが進む力(縦回転)に横回転を加えた球種であるため、ボールに安定感があり、かつ破壊力も併せ持っています!
【カーブ】
レーン手前から大きな曲線を描くカーブボール。
ボールに強い回転がかかっているため、フックよりもさらにピンをはじき飛ばす力が強い!
その半面コントロールは難しい投法。
ボウリングでカーブを投げる方法やコツについて、詳しくはこちら
⇒ボウリング投げ方講座!カーブのコツを掴んでスピンをかける!
フックボール投球時の立ち位置
まずはフックを投げる際の立ち位置についてですね。
こちらの記事でも書いていますが、立ち位置はレーンコンディションに合わせて微調整をかけるものです。
この微調整を行うためには投球フォームが安定している必要があるので、まずは次項から紹介するフックボールの持ち方や投げ方をマスターしましょう。
と難しいことを言っても、いまはフックの練習中・・・
目安は無いんですか??
といった質問にお答えします!
かかとをくっつけて立ち、つま先をファールラインと合わせて三角形を作ります。
つま先を結んだ直線の中点をレーンに書いてあるドットの中でも真ん中の大きめの点に重なるように立ってください!
これで左右の調整が完了です!
前後の調整については、もうそのまままっすぐに4歩下がってください。
そこがあなたの立つべき場所です。
フックを投げる時の持ち方
アドレス(かまえ)の時から手首以降は固定して動かすことはありません。
このときから親指が10時の方向(少し左)にある状態で構えます。
そしてリリース時まで親指が10時の方向にある状態で投げるように心がけましょう!
手首をひねったりしてはいけません。
あくまでも腕はまっすぐに!
それほど力を加えなくても投球できるフックボールは、多くのピンをボールで直接倒すことができます。
フックボール投げ方のコツ
よりフック力をつけるポイントを紹介!
ピンの手前で曲がりポケットにくい込むフックボールですが、横回転を高めて破壊力を高めることもできます。
普通のフックボールはアドレス(かまえ)の時から親指を10時の方向に向けてセットしたらリリースまでその形から動かしません。
しかしよりフック力をつけて破壊力を出すには、アドレスの時に親指を12時方向にセット!
スイング中もこの向きのまま腕を振って・・・
リリース時に親指を抜きながら10時の方向へ動かしていきます。
リリースする最後まで中指と薬指に意識を持つとうまくいきます。
親指まで握りすぎないで、あくまでも2本の指のみで後ろからボールを送りましょう。
ボールから親指が抜けてから、残りの2本を指で少しボールを回すように意識して投げると、ボールに回転がかかり、よりフック力の強いボールが投げられます。
これをリフト&ターンといいます。
リフトとは中指と薬指でボールを持ち上げるような動作のこと
ターンはボールの回転力をアップさせることです。
リフトとターンでより破壊力のあるフックボールを投げることができればワンラックアップ!!
ボウリング場のハウスボールでフックを投げることができるか?
マイボールの場合は核(コア)という重しがボールの中に入っています。
この重しがどこにあるかで強く曲げる、浅く曲げるが決まります。
つまり、マイボールは必ず曲がるように出来ているんですね!!
またマイボールを利用する場合には、その「素材選び」も大切です。
プラスチックやウレタン、テクスチャーなどなど種類も豊富です!
もちろんマイボールを持っているのに越したことはないんですが、ボウリング場においてあるハウスボールでもフックボールを投げることは可能です!!
上記で紹介したような持ち方や投げ方をしっかりと実践してみてくださいね♪
【ボウリング】フック動画
フックボールを投げている動画です。
実際にボウリング場でも隣のレーンで投げられていたりと、見かける機会は多いでしょう!