ボウリングをやり始めてはやくも1ヶ月…
そろそろ本気でスコアアップを目指したいところです!
投球フォームやテクニックと同じくらいに大切なのが、自分にあった道具を使うということ!
用具選びもテクニックの一つみたいなものですw
マイボウルを選んでまずはアベレージ150を目標に!
自分にあったボールでスコアアップ!
ボウリング場に備え付けのボールをハウスボールといいます。
そんな事知ってますよねw
不特定多数の人に対応できるように用意されたボールなので、ハウスボールの中で自分にフィットしているボールを見つける事なんてできません。
ハウスボールで一定レベルまで上達しても、さらにスコアを上げたいならマイボールは必須です!
自分の投球スタイルに合わせたマイボールならさらなるスコアアップが可能になります。
ボールの重さや指穴の位置を自分のスタイルに合わせて指定するので、スイングが安定しラインの微妙なコントロールも可能です。
アベレージ150以上を狙うのであればハウスボールは卒業スべきです!
マイボールで挑戦していきましょう!!
また、マイボールをオーダーするには自分の投げるボールの特徴を知っていることも大切です。
マイボールを購入する前の事前準備を紹介します。
まずは自分の投げるボールの回転数や回転パターンを知っておくようにしましょう!
ローリングトラック(ボールの回転)
まずは回転数を数えたり回転の様子を探ります。
ローリングトラックとはオイルの筋です。
レーンにはオイルが塗ってあるので、ボールにオイルが付着しています。
これを見てボールの回転の様子を確認しておきましょう!
回転が安定していない初心者の頃はオイルが広範囲についてしまいます。
ちなみにこのローリングトラックの振れ幅のことを「フレア」と呼びます。
なかなか登場しない言葉ですが知識として持っておくといいかも知れませんw
ボールの回転パターンには大きく分けて3種類あります。
フルローリング
ボールのレーンに接する部分が最大円周を使って回転します。
バックアップボールに多い回転です。
最大円周を使って回転するので理論的にはほぼ真っすぐに進むはずだと思いますよね!?
最終的にバックアップ気味の球質になるのはフレアで逆側に振れていってるんでしょうw
セミローリング
ボールのレーンに接する部分が最大円周から4分の3あたりにあります。
もっとも基本的な回転とされています。
サム(親指)が10時でフィンガー(中指・くすり指)が4時の方向を向いている基本的なリリースができているとこの回転パターンになります。
スピナー
ボールのレーンに接する部分がもっとも小さい回転
コマが回るような回転をします。
手先だけでボールを投げようとする人に見られます。
グリップを確認
グリップは中指・薬指と親指の距離によって種類が分かれます。
ボールの持ち方の事ね!
コンベンショナル・グリップはスパンが短いので指が穴奥まで入りますよね!
ということは必然的にボールの回転は少なめになります。
フィンガー・グリップはスパンが長いので指のかかりは浅めになります。
すると引っかかりでボールに鋭い回転を与え、ピンを倒す破壊力が大きくなります。
セミフィンガー・グリップが中間です。
ブリッジの位置
中指と薬指の指穴の距離をブリッジといいます。
実はこのブリッジの幅でボールの回転力が変わってくるのです!
ブリッジが狭いとリリース時に指がかかるので回転力が上がります。
逆にブリッジが広いと回転は弱くなりますね。
その分コントロールは取りやすいです。
破壊力の為にブリッジの幅を狭くするのか…
コントロールの為にブリッジは広めにしておくか…
これも大事なポイントの一つです☆
初ボウリングマイボールを購入する時の選び方まとめ
まとめるとわかりやすいように表を作ろうと思ったんですが…
ここまでをまとめておきます。
グリップスパン | 破壊力が高い | |||
長い(フィンガー) | ||||
中間(セミフィンガー) | ||||
短い(コンベンショナル) | 破壊力が低い | |||
/ | 広い | 中間 | 狭い | ブリッジ幅 |
わかりやすくなってますか?
自信がないですがw
つまりピンの破壊力をあげようと思うとコントロールは落ちてきます。
コントロールがうまく取れないのであればコントロール重視で
グリップスパンを短めに
ブリッジ幅を広めに
という設定になりますね☆
ピッチ
ここからはプロボウラー並のこだわりになってくると思います。
初めてなら上までで充分ですよ♪
それでもこだわって行くあなたには…
ドリルの角度であるピッチにもこだわりましょう!
ちなみにドリルはボールに穴を開けることです。
どのグリップを選択するかでピッチが変わってきます。
まずはグリップごとにオススメのピッチを紹介しておきます。
フォワードピッチ
コンベンショナル・グリップの人に多いピッチがフォワードピッチです。
ボールの中心より表面に近い角度でドリルします。
手に近いところに握る力が集まるため一般的に持ちやすいと言われています。
ゼロピッチ
セミフィンガー・グリップを使う親指のグリップ角度です。
ボールの中心に向けてドリルします。
サイドピッチ
フィンガー・グリップやセミフィンガー・グリップの人に利用されています。
ボールの中心から左右どちらかに傾けてドリルします。
リバースピッチ
フィンガー・グリップでなおかつ腕力がある人が利用します。
フォワードピッチとは逆にボールの中心よりも手から遠くなる方向に角度をつけてドリルします。
親指が抜けやすい角度になり、ボールを持つのに腕力が必要です。
ウェイトバランス
ボールは球体なので、一見ボールの中心を核としてバランスが取れているように思われがちです。
しかしドリルによって穴を開けた分が軽くなりますよね!?
ここでアンバランスを補正するためにバランサーを埋め込み、ボールのバランスを調節します。
ドリルやバランスの調整には一定の規定があります。
あなたの投げ方にあったピッチやウェイトバランスで規定の範囲内に収まるようにマイボールを作りましょう♪
ちなみに規定では
ドリル後のボールの重量差が
指穴を上にした上下の差が3オンス以内
左右前後の差が1オンス以内
と決まっています。
ドリル箇所付近でバランサーをつけるってだけじゃなく、規定の範囲内でいろいろなバリエーションをつけることが可能なんですね!
ドリル分だけ補って均等な重さにしてしまえば楽なのにw
これでボールの曲がり具合やスイングが左右されちゃいます。
ウェイトバランスによって呼び名がそれぞれあるんですが…
トップウエイト:ボトムウエイト
フィンガーウエイト:サムウエイト
レフトサイドウエイト:ライトサイドウエイト
指穴を上にしてボールの上側が重いか下側が思いか
中指薬指側が重いか親指側が重いか
左か右か
…
デス!
ちょっと長くなってきたので今回はこの辺で
知識も大切ですが、やはりスコアアップには実践あるのみ!
楽天なんかにもボールが売っています。
値段は一番安くても6000円程度でしょうか。
この記事を読んで自分にあったボールはどんなものかがわかっているのであれば、ネットショップで注文してみるのもありですよ♪
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